震災10年 被災者支えたスポーツ店が終幕 鉄の街で「やりきった」

 最低気温は0度を割り込んでいた。前日、大きな揺れと津波に襲われ、気力も削(そ)がれ、人々は冷え切っていた。そんな被災者に売り物のトレーニングウエアを手渡した-。平成23年3月11日の東日本大震災で大きな被害を受けた岩手県釜石市で、昭和30年創業の老舗スポーツ用品店が店を畳む。鉄の街の栄枯盛衰を見守ってきた店主は「やれることはやり切った」と話す。

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