自治体またぐ「広域避難」 移動手段や受け入れ調整難航も

 甚大な水害などの発生に備え、大勢の人が都道府県や市区町村の境界を越えて事前に逃げる「大規模・広域避難」。未曽有の災害が相次ぐ今、人口が集中する三大都市圏の海抜ゼロメートル地帯などで効果が期待される半面、対象者や調整の手間が多く、避難行動も複雑になるといった課題も見えてきた。現行法では災害発生前の対応にも限界がある。広域避難の制度化を模索する国は、今夏にも専門家の意見を集約し、方向性を打ち出す方針だ。

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