確定死刑囚初の裁判員裁判、「執行引き延ばし」の見方も

 死刑が確定した後、別の2件の殺人事件への関与を告白し、殺人罪で起訴された指定暴力団住吉会系元会長、矢野治被告(69)の裁判員裁判が12日、東京地裁(楡井英夫裁判長)で始まる。確定死刑囚が被告となる裁判員裁判は初めて。刑法は「確定死刑囚に他の刑は執行しない」と規定しており、仮に今回の裁判で有罪となっても処遇に影響はない。「死刑執行の先延ばし目的」との見方もあるが、真相解明を求める遺族らの期待にどこまで応えられるか注目される。

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